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法務 概要

ビジネスやITの世界では、さまざまな法律やルールが私たちの活動を支えています。「法務」の分野では、知的財産権、情報セキュリティ関連法規、労働法、取引に関する法律、そして標準化まで、IT技術者として知っておくべき法的知識を幅広く学びます。ストラテジ系の中でも特に出題範囲が広い分野であり、確実な得点源にすることが合格への近道です。

  1. 著作権法 ── 著作物の定義、著作権の発生(無方式主義)、保護対象と対象外、著作者人格権と著作財産権、プログラムと著作権の関係を理解する
  2. 産業財産権関連法規 ── 特許権・実用新案権・意匠権・商標権の4つの産業財産権の違いと、出願・登録の仕組みを学ぶ
  3. 不正競争防止法 ── 営業秘密の3要件、不正競争行為の類型を理解する
  4. ソフトウェアライセンス ── OSS、コピーレフト、デュアルライセンスなど、ソフトウェアの利用許諾の種類を学ぶ
  5. その他の権利 ── 商号権、肖像権、パブリシティ権など関連する権利を理解する
  6. サイバーセキュリティ基本法 ── 国のサイバーセキュリティ戦略と体制の基本を学ぶ
  7. 不正アクセス禁止法 ── 不正アクセスの定義と禁止行為を理解する
  8. 個人情報保護法 ── 個人情報の定義、個人情報取扱事業者の義務、要配慮個人情報を学ぶ
  9. パーソナルデータの国際的動向 ── GDPR、越境データ移転のルールを理解する
  10. その他のセキュリティ関連法規 ── 情報流通プラットフォーム対処法、電子署名法などを学ぶ
  11. 労働関連法規 ── 労働基準法、労働者派遣法、裁量労働制などの基本を理解する
  12. 取引関連法規 ── 請負契約と委任契約の違い、中小受託取引適正化法、PL法などを学ぶ
  13. コンプライアンス ── 法令遵守の意義と内部統制の仕組みを学ぶ
  14. 情報倫理 ── 情報社会における倫理的な行動規範を理解する
  15. コーポレートガバナンス ── 企業統治の仕組みと目的を学ぶ
  16. 行政機関への情報開示請求 ── 情報公開法の概要を理解する
  17. 環境関連法 ── グリーンIT、環境マネジメントなどを学ぶ
  18. 標準化 ── デジュレスタンダード・デファクトスタンダード・フォーラム標準の違いを理解する
  19. ITにおける標準化の例 ── 文字コード、バーコード、QRコードなどの具体例を学ぶ
  20. 標準化団体と規格 ── ISO、IEC、IEEE、JIS、W3Cなどの標準化団体の役割を理解する
  • 著作権は創作した時点で自動的に発生する(無方式主義)。登録や申請は不要
  • プログラム言語・プロトコル・アルゴリズムは著作権法の保護対象外。ソースコードは保護対象
  • 産業財産権4つの違い:特許権(発明・20年)、実用新案権(考案・10年)、意匠権(デザイン・25年)、商標権(マーク・10年、更新可)
  • 営業秘密の3要件:秘密管理性・有用性・非公知性
  • OSSライセンス:GPL(コピーレフト)、MIT、Apache、BSDの特徴
  • 個人情報の定義:生存する個人に関する情報で、特定の個人を識別できるもの
  • 要配慮個人情報:人種、信条、病歴などの機微情報。取得には本人同意が必要
  • GDPR:EUの個人データ保護規則。忘れられる権利、データポータビリティ
  • 労働者派遣:指揮命令は派遣先、雇用契約は派遣元
  • 請負契約委任(準委任)契約の違い:請負は成果物に責任、準委任は作業遂行に責任
  • デジュレスタンダード(公的標準)とデファクトスタンダード(事実上の標準)の違い
  • ISO/IEC/IEEE/JISの関係:国際規格と国内規格の対応
  • コンプライアンス = 法令遵守だけでなく、社会規範・企業倫理も含む

法務は試験全体で最も出題数が多い分野の一つです。特に「著作権法」「個人情報保護法」「産業財産権の区別」「労働者派遣と請負の違い」は毎回のように出題されます。法律の条文を丸暗記する必要はありませんが、各法律の目的と保護対象、キーワードの正確な理解が求められます。

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